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No.40 コスチュームジュエリーの魅力
構想△年リゼッタのコスチュームジュエリーが完成しました。
コスチュームジュエリーってあまり聞きなれない言葉かもしれません。
いわゆる宝飾品とは違ってあくまでもモードにあわせた
普段使いのアクセサリーのことです。
ガラスのビーズや真鍮メッキなどをつかったジュエリーは庶民にも手の届くアクセサリーとして、
20世紀中頃より庶民にもてはやされるようになったと言われています。
現在もさまざまなコスチュームジュエリーがつくられていると思いますが
当時のような繊細な技巧は現在のものとはかなり違うと感じます。
リゼッタは蚤の市やヴィンテージショップで見かけるような昔つくられていた
ガラスビーズでできたアクセサリーをつくりたくてずいぶんと長いあいだ作り手を探していました。
ガラスは割れやすいという点であまりアクセサリーの材料として作られなくなりましたが、
ひんやりとした質感と重みがなんとも私は好きです。
型で大量生産されたものとは違ってひとつひとつ手でつくりだす花のビーズはすこしずついびつで、手加減が大切です。決して同じにはならないけれどなんとなく上手にまとめあげなければなりません。
今回ネックレスの部分はホワイトオニキスを使いました。
ひんやりとした着け心地は夏にぴったり。冬にセーターの上にしても素敵です。
気負わずでも大切に使いつづけてほしい
いとしのコスチュームジュエリーです。