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story

No.36 Lisette×moonSTAR

 

リゼッタのスニーカーを作る話の始まりは2015年の秋にさかのぼります。

 

九州・久留米に本社のあるシューズメーカー・ムーンスターとの出会いは2015年の晩秋。
小学校や中学校の体育館用のシューズでお世話になった人も多いのではないでしょうか?

 

 

まさか自分たちでスニーカーを作るなんて考えていなかったことですが、
ムーンスターのものづくりの考え方や思いは私たちが心がけるものとどこか似ているなぁ。と感じ、
きっと私たちの作りたいものができる!とお手伝いいただくことになりました。

素材はリネンを使いたかったので候補になる生地を何種類かピック。
厚手のもの、薄手のもの、平織や綾織など数種類を選び、まずは試験にかけます。
スニーカーに耐えうる素材は屈曲20万回の強度テストに合格しなければなりません。
もともとリネンは摩擦によわく案の定ほとんどが不合格でした。
そして、きびしい基準をクリアしたリネンが打ち込みの強めなベルギーリネン。
絶対作りたかったアンティークホワイトとノアール(黒)です。
コットンキャンバスの生地を裏に貼って補強します。
次は靴底や側面をぐるりとまわるゴムのデザインを選びます。
つるりと何もデザインのないもの、ストライプやボーダー、斜線や波模様の入ったゴム...
たくさんの種類の中から選んだのがこれ。



かかとにはカラーパッチをつけることにしました。
黒にはボルドー アンティークホワイトにはブルー。


 
 

スニーカーの紐を通すハトメは小さく、細かくつけてもらうことにしました。 紐は細めのろう引きに。
ろう引きの紐を細かくクロスさせることで、スニーカーの表情もぐっと大人っぽい感じ。

 

 

ステッチ糸の色にも小さなこだわりが。
アンティークホワイトは生地に近いうすいグレー色、
ブラックは生地の色にステッチが埋もれないように濃いめのグレーでステッチしています。


 

ベロの端は敢えて切りっぱなしに。 きちんと端にステッチを入れているので、これ以上はほつれません。ご安心を。
中敷きにはリゼッタのベーシックアイテムの『Les basiques(レバジック)』のロゴをプリント。

 

 

最終サンプルまで1年弱。やっとリゼッタのスニーカー試作ができあがりました。

 

 

 

>> 工場見学につづく

 

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