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No.26 La petite robe noire


20世紀初頭に生まれたシンプルな黒いドレス、La petite robe noire。

それまで黒いドレスは哀しみの日に着るものでした。

黒いドレスを初めてファッションにしたのはココ・シャネル。
クレープデシンのそのドレスは直線的なシルエットで、
刺繍やフリンジなど華やかな装飾が好まれていた時代には異色なものでした。
ココが孤児院で着ていた制服が起源になっているデザインもあります。



「本物のエレガンスは、自分で創り出す存在の美しさである。」
黒い色を着たときにすっと背筋がのびるのは、
そのままの自分になっているからでしょうか。



特別な日だけでなくふだんにもそんな気持ちがどこか心地よく、
フォーマルだけでない黒いドレスがほしくて、
そして着る人自身になるような黒いドレスを作りたくて、
リゼッタではじめた黒いドレスのシリーズ。



シルクとリネンで表現されたリゼッタの黒い洋服は上品さとこなれた雰囲気の両方を叶えてくれる。
好きなものと合わせて、色々なところへおでかけして、
時間がたつほどに着る人自身になる、そんな一着になることを願って。



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