【予告】ポルトモネ ～手仕事が生み出す親子がま口財布～ 最終

《お知らせ》
ブランド設立間もない頃からつくり続けている、定番のがま口財布「ポルトモネ」の生産をしばらくお休みすることになりました。

昭和のお母さんが持っていたようなころんとしたかたち。あけるとなかにもうひとつがま口が。ロングタイプの「ポルトモネ・ロン」にはさらに仕切りも組まれています。

そんな2段式の親子になったデザインのリゼッタのがま口はたくさんの方に愛されてきました。

長年愛された「親子がまぐち」の金具をつくり続けてきてくれたのは希少な国内の職人さんでしたが、昨年とうとう引退されることを聞き、スタッフはみなショックを隠しきれません。

リゼッタでデザインを出し原型をおこして、がま口は国内の職人の手によって口金にします。モチーフや金具ひとつひとつをロウ付けし、いい塩梅に調整。職人さんの塩梅でがま口がカチッと閉まるかどうかが決まる繊細な作業、卓越した技術が必要です。

そんな風にして出来上がった口金に、国内の植物タンニンでなめされた革と組み合わせてリゼッタ唯一無二の「ポルトモネ」はつくられてきました。

職人の技術に支えられてきた「ポルトモネ」ですが、後継者がみつからず製作が困難な状況となりました。

よって今回の販売をもちまして、「親子がま口」はしばらくお休みいたします。いつかまた再開できることを願って…。

今回ご紹介できる「ポルトモネ」は、
リゼッタオンラインブティックとエンベロープオンラインショップ限定で1月24日（金）12:00より販売します。
※リゼッタ各店舗では販売いたしません。

革は定番人気のノアール（黒）をご用意しました。口金はアンティークゴールド、アンティークシルバーの2色、モチーフ各種を組み合わせたショートタイプとロングタイプが並びます。

ポルトモネ

ショートタイプはお札を2つ折りで入れられます。内側のがま口を小銭入れとして使い、両サイドの2ポケットに紙幣やカードを入れて。

ショートタイプは財布としてだけでなく、小物入れとしても人気があります。お化粧品や裁縫道具、お薬を入れたり。鍵などの貴重品入れとして使う方も。

ポルトモネ・ロン

ロングタイプは親子がま口の他に仕切りもついていて、小銭、紙幣、カード類が整理しやすいデザイン。

仕切りがあることで紙幣とカード類を3ポケットで整理できます。1万円札は折らずに入れることができます。

口金

口金はアンティークシルバーとアンティークゴールドの2種。蚤の市で出合ったような時を経た趣のある質感に仕上げています。

モチーフは7種類をご用意しました。ひとつひとつに物語があり愛着のあるモチーフばかりです。

ラパン

ポルトモネ初代のモチーフは言わずもがなこの「ラパン」です。デザイナーのうさぎ好きが詰まったラパンは、昔からずっと人気のあるデザインです。

ルナール

キツネがまぁるくなってお昼寝中。ずる賢くていたずら好きなイメージのキツネですが、嫌いになんかなれません。

メザンジュ

日雀（ヒガラ）という名前がついていますが、小鳥です。4羽の小鳥が寄り集まっているこんな風景、見ることがありますね。

フラワー

コクリコ、スズラン、野菊・・・。咲きほころぶ花々をこぼれんばかりにのせて。お花はコクリコやマーガレット、シロツメクサなどをイメージしています。

ラベイユ

欧米で広く親しまれている、デイジーの蜜を吸うマルハナバチ。黄色や黒、白の毛でおおわれたコロンとした愛らしい姿を表現しました。

はらっぱ

はらっぱに群生するクローバーとあざみをイメージ。クローバーの根っこや葉の模様など細部を凝らしました。

マリー

王妃の威厳と母としての眼差し、晩年のマリーに思いを馳せ彫った口金です。マリーの表情が柔らかく見えるように仕上げています。
※ロングタイプのみのご紹介です。
※口金は「マットゴールド」と「アンティークシルバー」の2色です。

革

天然革本来の美しさが味わえる植物タンニン鞣しのノアール（黒）。定番の深みのある黒は、色合いは変わりませんが使っていくうちにツヤがでてきます。

こちらはスタッフが7年愛用している「ポルトモネ・ルナール・ロン」。

新品の時よりも柔らかく手によく馴染むようになりました。自然なツヤ感も出てきて、革を育てる楽しみを味わうことができます。

リゼッタが取り扱う革についてのおはなしもあわせてご覧ください。
＞Story「No.33　革の加工工場見学」

既に愛用してくださっている方も、はじめましての方にも、日本の誇り高い職人が生み出す手仕事の素晴らしさを堪能していただけたら幸いです。

オンラインブティック掲載日
2025年1月24日（金）12:00～

※リゼッタ各店舗では販売いたしません。

▽▼現在販売中のポルトモネはこちら▼▽