
冬の森は灰色のひくい空にむきだしになった。
葉が落ち枯れきった、木々にあらわれる器用に小枝や枯れ草、クモの巣、苔や泥、を紡ぐようにつくられたちいさな棲家。それはいとおしいくらいに繊細に積み上げ、紡ぎ、こさえられ、枯れ枝や草は鳥たちの棲家となり巣立ちまでの育児の場となり鳥たちによって息を吹き返すのだ。
ただ関心し宝物でもみつけたように覗き見ても鳥はだれに自慢したいわけでも褒めてもらいたいわけでもないだろう、誰に教わったわけでも…。

色褪せた冬の森に温かな気配を思わせる24AWコレクション《Le Nid》。
深みのある茶がかった墨黒をベースに鳥の巣を、その周囲に羽や枯葉、啄む実をあしらいクラシックな雰囲気にデザインしました。

鳥たちの暮らしに思いを馳せながら、スケッチ。さまざまな鳥を想像しながら描いた鳥の巣は3種3様です。

センターにとったボックスプリーツが印象的な《 ピアイエル 》。
パールのネックレスやファーを纏ってドレスアップ、カーディガンやバルキーなセーターを羽織れば、カジュアルにも。

歩くたびに上品に揺れるシルエットの《ククー》。トップスにシックな色のブラウスや、カラフルなカーディガンなど、さまざまなコーディネイトを楽しんで。

口金のきわに細かくたたんだプリーツと、がま口の縁に刻んだ飾り模様がクラシックな佇まい。

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165,000 円 (税込)
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