アトリエ日々の徒然
10年愛用しているパンツ
冬の澄んだ空気の中、白いバラと赤い実が生い茂るアトリエの朝。
来年お引越しが決まったので、冬のアトリエも今年で見納めとなります。
ありがとうの気持ちを込めて、残り僅かとなったアトリエで過ごす時間を大切に刻んでいきたいと思います。
さて、
私には冬の時期に手放せないパンツがあります。
あるのが当たり前すぎて気にも留めていなかったのですが、どうやら10年も履き続けていたみたいです。
(愛用しすぎて履きつぶしては買い換えてを繰り返し、現在3着目です。)
そのパンツの名前は「シベラ」。
一昨年の冬。またくたっとなってきたし、そろそろ買い換えたいと思って数か月が経ったころ、デザイナーに直談判しました。
「シベラが無くなったら困る。毎日でも着たいんです。またつくってください!」と。
そんな熱望の甲斐あって再生産された現在販売中のシベラは、脇開きだったウエストが、ベルトをしても着脱しやすいように前開きのデザインに変更されました。
このようにリゼッタには、スタッフの要望や意見から生まれた商品もたくさんあります。
シベラは何でもないように見えるパンツなんですが、履いてみて実感するのはその着心地の良さ。
股上が深めで身体のラインを拾いにくいから、年齢を重ねてもずっと着られますし、着心地はゆったりなのにだらしなく見えない。無駄なものをそぎ落としたミニマルなデザインも好きです。
今期はウールにリネンが混ざったシャリ感がありつつも柔らかな生地を使用。見た目のかっこよさだけでなく上質な着心地にも繋がっています。
ラフなのに上品にまとまる。これが長く愛用できるポイントかもしれません。
快適に過ごせる上で自分に合うアイテムを選ぶ。
私にとって“究極の普通”ノームコアの着こなしにこのシベラは欠かせません。
(身長152cm。写真は36サイズを着用しています。)
普段パンツを履かない方や、小柄な方にも着こなしやすいアイテムです。どうぞお試しください。
商品の詳細はこちらから
>パンツ《シベラ》
より一層寒さも厳しくなってきました。風邪などひかれませんよう、あたたかくしてお過ごしください。
リゼッタオンラインスタッフ
阿部