色が褪せてしまった…シミがついてしまった…でもお気に入りだから捨てられない!そんな洋服がクローゼットに眠っていませんか?
そこでリゼッタでは、これまでにリゼッタでお買い求めいただいた洋服を、“染め直し”するプロジェクトを不定期で開催しています。
お気に入りの洋服を永く着ていただくためのこのプロジェクト。どういうプロジェクトなのか、過去の様子をご紹介します。
2017年9月に募集した『LISETTEの染め直しプロジェクト』。
たくさんのお客さまにご参加いただきました!お預かりした洋服は全部で282枚!!
この時の染め直しは「ネイビー」。
元々の色が黒や紺などの濃色でないものも多く、どんな仕上がりになるのか、私たちもわくわくしながら染色工場に送り出しました。
染色の機械はこれ。パドル染色機といいますが、わたしたちは“釜”と呼んでいます。
釜の中でパドルが回転し、かき混ぜながら染色するのです。
染料を投入。染まりやすく、色抜けが少ない染料を使用します。
指定したネイビーの色を作るのには、ネイビーとスカーレットイエローの色を配合します。
染料が吸着したことを確認したら、水洗い。水を入れ替えながら、水の色が透明になるまで洗います。
釜での工程後、洋服は1枚ずつ丁寧にすくい上げられます。
脱水後は、乾燥機で乾かすのではなく、1枚ずつ広げながらハンガーで吊るして干すのです。
ネイビーを指定して染めましたが、元々の洋服に色により仕上がりの色が異なります。
指定通りのネイビーもあれば、ほとんど黒みたいな色、逆に浅いネイビーも。
元の色がネイビー以外の洋服は、ミシン糸のステッチが染まりません。
それがアクセントになっているものも!