春に着たくなるワンピースをさがして
気がつけば、3月ももうすぐ終わり。あたたかくなると着たくなるのが、軽やかなワンピース。今回は、春風にひらりとなびかせてお出かけがしたくなる4種のワンピースをご紹介します。
映画の世界をイメージしたテキスタイルで仕立てたワンピース
1950年代以降から60年代の、モノクロからカラーフィルムへと移行していく、フィルム・ノワールやヌーヴェルヴァーグといわれる映画の世界をイメージした《レ・パラプリュイ》のテキスタイルで仕立てたワンピース。
柄を存分に楽しめるよう、シンプルなAラインのシルエット。生地は目がつまったしなやかなベルギーリネンで、きれいめにも着られます。
鉛筆で描いたたくさんの傘に、水彩のように赤の色をおとしたオリジナルプリントは、どこか懐かしい雰囲気も。柄に合わせて、赤をポイントにしたコーディネートもおすすめです。
フォークロアな雰囲気のドビー織ワンピース
名だたるハイブランドにそのセンスと品質で絶大な信頼を置かれている、イタリアのファブリックメーカーAngelo Vasino社のドビー織りで仕立てたワンピース。
黒のパイピングとウエストで結んだリボンがアクセント。ふんわりしたシルエットを引き締めてくれます。
モードでいて、どこかフォークロアな要素を感じる、ドビー織のコットン生地。モノトーンなので大人っぽく着こなせます。
クラシカルなリネンワンピース
これからの時期に活躍する、羽織としても使える前開きのワンピース。生地は老舗シャツ地メーカーThomas Mason社がつくる、しわになりにくいリネン100%の生地です。
Vネックのすっきりとしたデザイン。袖の長めのカフスがクラシカルな雰囲気です。
今の時期はニットを重ねて、もう少しあたたかくなったら軽い羽織として、そしてもちろん一枚でも。長い季節楽しめる一枚です。
さらりと着たい、清楚な一枚
共布の華奢なベルトに、白い衿とカフス……。どこか懐かしい、清楚で上品なワンピース。初夏に一枚でさらりと着たいアイテムです。
上品で愛らしい丸襟と、袖口の真っ白なカフスがポイントです。袖山にはダーツを取り、ふんわりふくらむシルエット。
白衿はボタンで取り外し可能なので、気分に合わせて楽しんで。衿を外すと大人っぽい雰囲気に変化します。
ご紹介した4型は、以前よりお求めやすい価格になりました。気になっていたものがあるかたは、ぜひこの機会にご覧ください。