軽やかなキルティングとホームスパン生地のコート

ふわりと軽いロングのキルティングコート《オレリア》。一見シンプルなデザインながら、よく見ると上下で生地が切り替えられた、こだわりの詰まった一着です。

上半身のチェック柄の生地には、岩手県のホームスパンを使用。柄が立体的に浮かび上がるような、微細な光沢を放つ美しいテキスタイルです。

ホームスパンとは、イギリス生まれの毛織物のこと。その歴史は古く、明治時代に伝わり、現在では岩手県盛岡市・花巻市周辺にのみ残る伝統産業です。
 

羊毛を手で染め、紡ぎ、織ることで完成する生地はやわらかく、暖か。手間と時間をかけるからこそ完成する、品質の高さが魅力です。

身頃の下半分と、裏地はキルティングの生地。裏地はキュプラで、すべりもよくストレスフリー。前を閉じればすっきりとしたシルエットになるので着ぶくれせず、さっと羽織れる軽さもうれしいポイントです。