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PLANT/PLANT デザイナー インタビュー

PLANT/PLANT
(しょくぶつとこうじょう)
温室の中 世界中の植物 植物標本 実験室
観察する、標本をつくる、描きとめる、何かに没頭する姿のふと 時が止まったような感覚。
ガラスに囲まれた温室の中、
生い茂る植物のむせ返るような空間

植物、温室をテーマにジュエリー制作を続ける「PLANT / PLANT」のジュエリー。重なり合う植物のシルエット、均一ではない直線、優美なデザインと職人が丹精込めた手仕事によって制作されています。

リゼッタで行う受注会は約2年ぶりとなります。あらためて、PLANT/PLANTのデザイナーにインタビューをして、PLANT(植物)への想い、受注会で人気の高い白磁についておはなしを伺いました。


LISETTE:PLANT(植物)は生き生きとした生命力のイメージがありますが、ブランドコンセプトにある、標本や時間がとまったような感覚…という表現から、正反対のイメージも感じるのですが、PLANT(植物)にはどのような想いを抱いていますか?

 
PLANT/PLANT デザイナー:「植物が好き」と言うと、つい女性らしいピンクや黄色のお花が好きなのですね…と「フェミニンな女性像」をイメージされることが多く、それに対して私の想う「植物が好き」とは少し違うのに…と感じていました。

そんな時に、ある文化と出会いました。それは、ヨーロッパで古い貴族のお屋敷に眠る「温室」でした。詳しく知っていくうちに、私の奥に眠っていた「植物が好き」とは、種をさがして世界をめぐる冒険の旅、新種の植物を開発する実験室、温室のなかで真剣に標本と向き合う人…誰かが何かを真剣に取り組む美しい姿なのだと気づきました。


それからは、デザインをするときは、温室のガラス越しに時間の流れがちがう世界を外から見ているような景色を思い浮かべ「標本」「時が止まった温室のなか」のようなイメージでむかい、「植物好きのフェミニンな女性像」というものを崩し、あくまで、都会で真剣に生きるかっこいい女性に共感される植物像を探求しつづけています。

LISETTE:白磁を素材に選んだのはなぜでしょうか?

PLANT/PLANTデザイナー:博物館で見る李朝時代の白磁、さらにさかのぼって唐時代の手仕事の残る白磁が特に好きでしたが、現代の白磁作家の器もとても好きです。いつも博物館で古い白磁を見ながら、いつかジュエリーにできないものかと温めていました。

ある時、独り立ちしたばかりの白磁作家さんを紹介していただき、
一緒に制作をしていただけないかとお願いしたことが始まりです。若い京都の女性作家さんですが、たいへん優秀で、陶芸のなかでも特に温度管理などの難しい白磁を、ジュエリーという彼女にとっても経験のない精度で焼いてもらうために、彼女のノートはまるで数学者の研究書のようにびっしりとグラフと数値が書き込まれていて、痺れました。

「PLANT/ PLANTにとっての白磁」を作り出すために、30種類以上の土や釉薬の合わせ方を試し、開発しました。いつも私の難しい無理難題に、最高のかたちで応えてくれます。どうしても新作のたびに新しい技術の要求が追加されますので、いまでも新作の最初の1点が完成するのに半年以上かかります。


LISETTE:デザイナーと職人の手で試行錯誤をくりかえすその姿は、デザイナーの「植物が好き」の本質にある真剣に向かう美しい姿そのもの。温室の中で標本に向かうのはデザイナー自身であり、新種の種を開発する実験室にいるのは職人。大切にしていることは?と尋ねると「ジュエリーを身に着けた人をいかに明るくそして美しくできるか」と考えることはそれが中心。そのためには、どこにもないユニークな天然石を探す旅から始まるのだそうです。受注会では石を選べるものもあります。ぜひあなただけのジュエリーを見つけてくださいね。


PLANT/PLANT受注会
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