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OLDTO NEW 装身具作家・吉田史さんインタビュー

リゼッタと吉田史さんは、表参道のユヌメゾン リゼッタがあったころからのお付き合い。ユヌメゾン リゼッタがちいさな一軒家であることにちなみ、OLD TO NEW『ちいさいおうちの ちいさな展示会』を開催し、その時には、絵本「ちいさいおうち」をイメージした作品やお店のシンボルツリーである銀杏の木から着想した作品をご紹介しました。そして、ワークショップ『金と銀の銀杏の指輪』、『一輪と一葉のひな菊』では象牙彫刻と金属加工を施したピアスをみなさんと一緒に作ったり…私たちはいつも吉田さんの1点1点を自らの手で作ることにこだわった 女性らしく繊細で愛らしい作品に刺激をうけます。それは、作品の素材や形の素敵さはもちろん、その形に辿り着くまでの吉田さんの想いの巡らせ方にとても魅力を感じているからです。今回は淀屋橋店と鎌倉店で初となるOLD TO NEWの受注会を開催します。初めてのかたにも知っていただきたく、改めてOLD TO NEW 吉田史さんにお話を伺いました。

LISETTE:『OLD TO NEW』という名前の由来はどこからきているのでしょうか?

吉田さん:私は京都の片隅の、歴豊かな自然に囲まれた町で育ちました。
山で川で石を拾い集めたり花を摘んで髪やからだを飾ったり、本を読むこともとてもすきで、お気にいりの木の上に寝転んでたくさん読みました。その年月はいまの仕事につくまでの大きな礎となっていると感じています。
記憶を辿って、感じたことに潜って、それがいまの手を通して新しい形に生まれ変わり、使っていただける誰かの新しくそして大切な記憶になっていくことが出来たら。それほどに嬉しいことはありません。



LISETTE:装身具(アクセサリー)を作りたいと思ったきっかけは何でしょうか?

吉田さん:
きっかけは、小さな頃から好きだった水晶や石英といったきらきらと光る透明な結晶にありました。
地理の教員免許を持つ父も石が好きで、よく一緒に拾い集めに出かけ石の名前や探し方を教わりました。
旅行先でも、出かけた先でも売られている石をみるとねだっていたのを覚えています。
やがてその石を支える彫金を始め、自在に形を変えながらもとても強い金属の魅力にも夢中になり、今は作らずにはいられず、ずっと頭のなかと心のなかにあるものを追いかけています。



LISETTE:作品づくりで大切にしていることはどんなところでしょうか?

吉田さん:『
トライアンドエラーを大切にしています。頭の中には、いつも一番いい形がある。その一番の形に思いを巡らせ、とても気に入った形に出来上がったときでも、もう一度作るようにしています。それは、自分の手を動かし、素材に触れるほどに、形の仕上がりはもちろんのこと、頭の中にある一番いい形にも、さらに磨きがかかると思うからです。私の頭のなかと心のなかには、表したいものはまだまだ沢山あって、それらが一番良い形になるように、、、日々心と技の鍛錬を大事に作り続けていきたい、と思っています。



『 吉田 史 装身具展 』
日時:8月8日(木)-8月18日(日)
場所:リゼッタ淀屋橋店
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