event
3.28.29 SOUVENIR de PARIS
Verrerie et vaisselle blanche
— ガラス製品と、白い器 —
日時:2026年3月28日(土)、29日(日) 11:00-18:00
場所:リゼッタ二子玉川店
SOUVENIR de PARIS 山端朱美さんに、今回のイベントに寄せて綴っていただきました。
1年ぶりとなる、リゼッタ二子玉川店での特別なイベント。 昨年は南仏のあたたかな陽光を感じるポットを中心に、彩り豊かなラインナップをお届けしましたが、今年は趣をがらりと変え、静謐でクールな世界観——**「ガラス製品と、白い器」**を主役に据えました。
「色のない世界」と言ったら、少し大袈裟に聞こえてしまうかもしれません。 しかし、今回の空間に並ぶのは、澄んだガラス、無垢な白、時折混ざり合う黒、そして鈍い光を放つシルバー製品のみ。 そこにある唯一の色彩は、きっと移ろいゆく季節の花々だけになるでしょう。
フランスで100年から200年という長い年月を経てきた、古いガラスと白い陶器たち。 それらがどのような物語を纏い、現代の私たちの暮らしに馴染んでいくのか。 一体どんな佇まいをしているのだろうと、興味と想像を膨らませていただければ幸いです。
会場には、日常の食卓を彩る器やグラス、カトラリーから、柔らかな手触りのリネン製品、静かに火を灯す燭台、そして花器やポットまで、幅広く取り揃えました。
中でも特筆すべきは、今年2月の渡仏時にまとまった数と巡り会うことができた、100年前の南フランスで作られた「接ぎ木のためのガラスポット」です。
葡萄の名産地として知られるその地で、秋の終わりから春先までの長い冬の間、葡萄の茎を挿して貯蔵庫の暗い部屋で大切に保存するために使われていたもの。 吹きガラスで作られたポットには、当時のラックに吊るして保管していた名残であるワイヤーが、今もなお力強く巻き付いています。
この物語を秘めたガラスポットは、今回のイベントで初めてお披露目いたします。 リゼッタのウィンドウに、そのポットたちをいくつも並べ、瑞々しい季節の花を添えて皆さまをお迎えしたいと思っています。
「SOUVENIR de PARIS」が、ひとつひとつ慈しむように選んできたアンティークたち。 どうぞお手にとって、その重みや肌触り、時を経た風合いを直接感じてみてください。
会期中の二日間は、私も在店いたします。 古いものたちが繋いでくれるご縁を大切に、会場で皆さまとお会いできることを、心より楽しみにしております。
SOUVENIR de PARIS 山端 朱美
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