a hINT of デザイナー
谷口 聡子さんインタビュー

触れるのも思わずためらってしまいそうなほど、繊細で美しいニットアートやアクセサリーを手がける 造形作家・谷口聡子さんの個展を開催します。
リゼッタのために特別にお作りいただいたアクセサリーも並びますので、ぜひこの機会にご覧ください。
※作品はすべてハンドメイドの一点ものです。お早めにどうぞ。

a hINT of  “fresh vitality of plants”
《開催中》
LISETTE webshop:8月1日(水) 12:00 ~ 8月31日(金)

《終了しました》
UNE MAISON LISETTE(表参道):7月20日(金)~7月29日(日)※火曜定休
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今回は、a hINT of デザイナー谷口 聡子さんに、 ブランドのはじまりやものづくりの秘密を伺いました。



Lisette:
a hINT of というブランド名にはどのような思いが込められていますか?

谷口さん:造形物は谷口聡子、アクセサリーは「a hINT of」という名前で活動しています。a hint of かすかに感じる、物事の裏に感じる の意。
hintを強調したくて、すべて大文字にしてみたのですが硬い印象になってしまって・・・ hのみを小文字に、INTは大文字表記にすることにしました。
動きが出て、文字のバランスも良い感じになったと思います。

気づきにくいものに気づいて欲しい、という思いから、よくよく見ると、そんな違いがあった、という些細な変化を付けたかったので、気づいて頂けていたら、嬉しいです。


Lisette:
作品作りをはじめられたきっかけなどありましたら教えて下さい。

谷口さん:
美術大学でファインアートを学んでいて、刺繍やステッチや布のはぎ合わせなど、 自分に合った手法を色々と試みていたのですが、桑田路子先生に出会い、先生より教わった「編み」が しっくりときて、個人的に先生のニット研究所に通うようになりました。
学んでいるうちに表現の可能性を感じ、 「編み」を主な手法とするようになりました。


Lisette:
作品と一緒に落ち葉やどんぐりなど、自然のものが写っている写真をよく拝見しますが、 作品づくりのインスピレーションや直感は、どいういう瞬間にやってくるのでしょうか?

谷口さん:早朝にジョギングをした帰りに、いつも近くの林を通るのですが、木や草や花を 一歩踏み込んで見てみると、精密で美しい造形が人知れず繰り広げられている事に驚きます。

そんなささやかなものに、意識を置くことで見つけられるものから、日々インスピレーションを得て、いつもだんだんと、やりたいこと表現したいことが固まっていきます。





Lisette:
極細の糸を編んだ作品はどれも繊細でうっとりする美しさですね。a hINT ofのものづくりで心がけていることや、大切にされていることはありますか?

谷口さん:主に、普通は編もうと発想もしないような細い糸を、透けるように編むのが、 私の作風の特徴です。編む目は手加減次第で、大きく編んだり、小さく編んだりもできますし、 形も自由自在です。立体もできます。「編み」の可能性は限りなく、それを探る日々です。



使用する糸は、骨董市で見つけた古い糸、日本の伝統的な糸、世界の糸など、様々です。 私の元に縁あって集まって来た糸たちを、最大限生かしたいと思っています。 糸や編み方を微妙にコントロールしながら、日々実験するようなつもりで、表現を試みています。




Lisette:
今回の個展「植物の生命力」の作品が生まれたきっかけや、製作の様子を教えてください。

谷口さん:初夏の早朝、うっそうと薄暗い林の土の上に、はらりと落ちたばかりの黄緑色の柔らかい葉。 その美しさにある時はっとさせられました。

木は、新陳代謝を繰り返しながら、少しずつ成長している。
季節に伴いながら、静かに生きている。

植物が繁茂する今の季節、身近な植物の繊細で力強い生命力を、 日々感じながら制作しました。



a hINT of  “fresh vitality of plants”
LISETTE webshop:8月1日(水) 12:00 ~ 8月31日(金)

:終了しました:UNE MAISON LISETTE(表参道):7月20日(金)~7月29日(日)※火曜定休