OLD TO NEW 個展『はなえみ』 THE SECRET GARDEN から
作家 吉田史さんへ インタビュー
 
2017年 4月28日(金) からUNE MAISON  LISETTE(表参道)にてはじまる、
個展 『はなえみ』 についてや、ブランドのはじまりのお話を
OLD TO NEW 作家 吉田史さんに聞きました。

 
 

Lisette:

OLD TO NEW というブランド名にはどんな思いをこめられているのですか?
また製作する際にどんなことを大切にしていますか?
 
OLD TO NEW 吉田史さん:

古びたり、忘れられたものや気づかないものに備わる美しさを見つけた時、
まるで新しいものを見つけたかのようにわくわくした気持ちになります。
そうしたことがらや普遍的な自然の形に着想を得て制作していますので、
時間が経ち古くなった時にまた新たな気持ちを見つけてもらえたら、
という思いを「OLD TO NEW」という名前に込めています。
初めて手にされた時より、使い続けるほどにいとおしむ気持ちが増してくるような、
そうして記憶とともに長い年月を寄り添わせていただけるものをと願って、
誠実なものづくりを心がけています。
 
 
 
 
Lisette:

今回の『はなえみ』、どんなイメージでつけたタイトルですか? 
 
OLD TO NEW 吉田史さん:

「花笑み」とは、花が咲くこと、蕾がほころぶことに加えて、人が微笑んでいる様子を表します。
花園を始めとした、自然がテーマの作品をご覧いただいたお客様の笑顔を見ることが出来れば、
という思いで付けました。
また、今回のテーマでもあります古いお話、「秘密の花園」の中でも、
花園が生き返って花が咲き始めるにつれ、主人公たちが成長し笑顔を取り戻す姿も
この言葉に重なりました。
 
 
 
 
Lisette:

吉田さんと個展のお話をしたのは昨年12月でしたね。『リゼッタの2017年春は
シークレットガーデンが一つのテーマなんです』とお伝えしたら
幼い頃に読んだ本だと話してくださいました。
吉田さんの作品にはしばしば物語から作られたシリーズがありますが、
今回のシークレットガーデンも作りたいイメージ、モチーフはすぐに浮かんだのでしょうか?
 
OLD TO NEW 吉田史さん:
 
はい、テーマをお聞きし新作のテキスタイルを拝見して、幼い頃に物語を読んで感じた期待や
ときめく気持ちが、まさに扉が開くように目の前に広がった思いでした。
わたしが生まれ育った場所は、古い歴史ある京都の中でも、それこそ取り残されたようなのどかな土地です。
家の近くの山にお気に入りの木があり、
幼い頃はその木に本を持って行って登って良く読みました。
単純ですが、その頃に触れた四季折々の自然と、流れ込んできた物語が
そのまま作品になっているのだと思います。
そして言葉というものも、耳や目から直接心に入って来て、
また違う形になって思いを伝えたり出来るところにとても興味があります。
今回アトリエに伺ってお話が出来たことから、
イメージが広がってとても嬉しく、楽しく制作いたしました。
 
 
 
 
吉田史 (ヨシダフミ)さん プロフィール
京都府出身
石に興味津々で山に川原に通う幼少期を過ごし、
大学で視覚情報伝達デザインを学ぶ
2002年より竹影堂鎚舞氏に師事
2003年より工房スタッフとなる
2011年に退職後、個人で制作を続ける
 
 
 
OLD TO NEW / Fumi Yoshida 個展
『はなえみ』 THE SECRET GARDEN から
 
2017年 4月28日(金) - 5月7日(日)
※5月2日(火)は営業いたします。
場所:UNE MAISON  LISETTE
 
 
 
5/2(火)15:00 - 5/19(金)15:00まで受注会を行っております。