鎌倉店のイベント『あじさいの咲く頃に』

版画家でイラストレーターの

平岡瞳さんへ インタビュー

 

鎌倉店のイベント『あじさいの咲く頃に』で版画を

展示・販売する平岡瞳さんにものづくりについて、

お話を伺いました。

 

 

 

 

Lisette:


版画家でイラストレーターでもある平岡瞳さん。
リゼッタでは初めてのご紹介になりますが、

普段はどのような場所で平岡さんの作品、

お仕事を拝見することができますか。

 

平岡瞳さん:


主に凸版画や色鉛筆の技法を使って、書籍や雑誌、

教科書や絵本などの媒体を中心に活動しています。
その他、都内のギャラリーを中心に不定期で個展を

開催し、今年もいくつか個展を予定しています。

 

 

Lisette:

 

私が平岡さんの作品に出会ったのは、

ある古本屋さんでのグループ展が初めてで、

その時に拝見した平岡さんの青の作品が

とても印象的でした。
平岡さんの好きな色なのでしょうか?

 

平岡瞳さん:


はい、青は好きな色です。
版画制作を続けてきて、様々な色を使うことは

あまり得意でないと感じていました。
そこで、色相を絞り階調が異なる青だけで

制作する事を試してみたのです。静かな雰囲気の、

自分らしい作品に仕上がる気がします。

 

 

Lisette:


そうですね。たしかに平岡さんの作品からは

いつも静かな佇まいを感じます。

あとは日常を切り取ったような、

「作品づくりと日々の暮らし」を

繋がっているような印象です。

平岡さんはなにか好んで選ぶような

モチーフ(デザイン)はありますか。
あるとしたら、そこになにか特別な

思いのようなものがあるのでしょうか。

 

平岡瞳さん:

 

どちらかというと地味な性格なので、

それが作品にも出るのかもしれません。

見慣れたものの中に季節の移り変わりを

感じることがあると、とてもうれしくなります。
毎日あっという間に過ぎてしまいますが、
あたりまえの日々の暮らしの中にある、

ちいさな喜びを見つけて制作していきたいです。
たとえば、目には見えない、音、におい、風、温度、

感情など。そのようなものが表現できたらと

思っています。

 

 

Lisette:

 

他に制作する為に大切にしていることはありますか。

 

平岡瞳さん:

 

普段の仕事では、ご依頼いただいた方の

ご要望にいかに答えるかということを

第一に考えます。締め切りがあるため、丁寧かつ

手早く制作することも大切です。
作業に熟達することで、いつか心から納得のいく

作品を生み出したいと願っています。

素朴であたたかく、人の共感を呼ぶような作品を

作っていきたいと思っています。

 

 

Lisette:

 

今回の企画展のために新作もご用意いただきました。
制作にあたってどのようなイメージで取り組んで

くださったのでしょうか。

 

平岡瞳さん:

 

テーマはあじさいと雨。
鎌倉周辺を取材して制作しました。
6月の鎌倉では、あじさいが見頃になるようですね。
展示と共に、鎌倉散策も楽しんでいただけたら

うれしいです。

 

 
平岡瞳さんプロフィール
版画家・イラストレーター
東京在住 
愛知県立芸術大学美術学部デザイン専攻卒業 
主に版画や色鉛筆の技法を使い、書籍や雑誌、
教科書や絵本などの媒体を中心に活動中 
相模女子短期大学生活デザイン学科助手
(2009年~2012年迄)

 

 

 

『 あじさいの咲く頃に 』

 

2017年6月14日(水)-6月25日(日)  

リゼッタ鎌倉店

イベントの詳しい情報はこちらからご覧ください。

 

 

6/16(金)より、一部商品を

エンベロープオンラインショップで販売しております。